こんにちは、GROUND(グラウンド)のkei(けい)です。
現在新しい命を迎え、2人目の赤ちゃんを育てています。
大変なこともたくさんありますが、子どもの移り変わる成長と、無邪気な笑顔は、今しか味わえない最高の時間だと思い日々がんばっています。
そんなあるとき、フラワーロスの話を耳にしました。今、お花の大量廃棄が問題になっているそうです。
わたしたちにとってお花は、笑顔を与えてくれる、温もりや幸せを感じさせてくれる、まるで家族のような存在。
それなのに、こんな問題を抱えているとは知らず悲しい気持ちになりました。
これはもっとたくさんの人に知ってもらわないと…!
そう思い、今回はフラワーロスの現状について調べてみました。ぜひ見てみてくださいね。
年間10億本を超えるお花が廃棄
農林水産省のデータによると、日本で年間30億本を超えるお花が販売されるのに対し、
株式会社ジャパン・フラワー・コーポレーションの調べによると、10億本を超えるお花が廃棄されているそうです。
販売用として切り取ってしまったお花は、劣化して長持ちしません。
食品の消費期限と同じように、売れなくなってしまったお花は捨てられてしまうそうです。これを知ってとても心が痛くなりました。
どうして廃棄が生まれるの?
では、どうしてそんなに大量のお花が廃棄されているのでしょうか??
その背景には、コロナの影響が大きくありました。
入学式・卒業式・結婚式・成人式など…コロナ禍の影響で、さまざまなイベントが中止になっていますよね。華やかなイベントに欠かせないお花ですから、生産者さんもシーズンになると張り切って準備をしています。
しかし、どんどんと自粛体制は強まるばかり…。大切に育てたお花はどこへも行く先がなく処分というかたちで捨てられてしまうようです。
廃棄はその他にも…
・規格外で市場に売り出せないお花
・売り残ってしまったお花
・搬送時の劣化
などが含まれるそうですが、それでも10億本という本数は想像を超えました。
お花1本1本大切に扱うのは、きっとどの生産者さんも同じ。
お花を廃棄せずに、できるだけ多くのお花を届けるためにはどうすればいいのでしょうか…
フラワーロスを減らすため
調べてみると、フラワーロスへの対策として、さまざまな活動が行われていました。
農林水産省による支援プロジェクト、お花農家さんが規格外でもキレイなものを安く提供、ロスフラワーだけを使ったお店など…
生産者さんだけでなく、国が協力して進めていたことには正直驚きました。
それほど問題視されているんですね。
お花屋さんであるGROUNDでは、フラワーロスの対策として完全予約制で注文の際にお花を仕入れています。
これはフラワーロスの問題が起きる前、お店を開業する15年前から代表の裕佳さんが「お花は廃棄しない」という想いで取り組んでいました。
現在は予約をしなくてもプリザーブドフラワーを中心にネットショップでお花を買うことができます。
プリザーブドフラワーは数年にかけて飾ることができるので、フラワーロスの対策の一つとして、取り入れてみるのもおすすめです。
ぜひお店のショップページもみてみてくださいね。
お花は私たちの生活に欠かせない存在
冒頭でもお伝えしましたが、わたしたちにとってお花は家族。
毎朝起きたときに「おはよう!」って話しかけると、まるで微笑みかけてくれたかのように心が温かくなるんです。これはお花屋さんを営むからではないのだと思います。
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遠くに住む母へ、いつもありがとう
定年退職をする父へ、お疲れさまでした
大切な人へ、感謝を込めて
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たくさんの方がGROUNDでお花を購入してくださっている中、私はそのメッセージをみて、贈る相手様の笑顔を想像することが大好きです。
お花は私たちに喜びや癒しを与えてくれる。
ぜひまだお花を贈ったことがない方やおうちに飾ったことがない方も、ぜひ一度お花を手にしてみてはいかかですか??
最近では1輪でもおうちに飾られる方や、男性のお部屋でも飾られることが増えてきているんですよ。
フラワーロスをなくすためにも、特別な日だけでなく、癒しとぬくもりを感じるお花のある暮らしを始めてみてくださいね。