こんにちは、GROUND(グラウンド)のkei(けい)です。
前回の記事で、年間10億本ほどのお花が廃棄される【フラワーロス】の現状についてお話しました。
コロナによって飲食店など、様々な業界が影響を受けているのは存じていますが、まさかお花までこんなにも大量に廃棄されているとは…。
この事実を知り、私たちはお花屋さんとしてお花を守るために、何か発信したいと考えました。
そこで今回は、廃棄ゼロ&長く楽しめるプリザーブドフラワーの魅力についてお伝えしていきたいと思います。
プリザーブドフラワーの魅力とは
プリザーブドフラワーの特徴は、生花を特殊な方法で加工し、美しい状態のまま枯れないようにしていることです。
枯れないといっても2~3年で色褪せる場合があるため永久ではないのですが、生花を乾燥させて作ったドライフラワーや造花に比べると、見た目も美しく、まるで生花のように楽しめるんですよ。
さらにプリザーブドフラワーはアレンジしやすいので、時計や置物、リースなど…インテリアとして楽しんでいただくことができるんです。
例えばこちらはGROUNDの人気No.1ギフトのフラワーフレーム。
邪魔にならないサイズ感と、落ち着いた色味が絶妙です。
置物としてはもちろん、壁掛けにもできるので場所を選ばず飾れると人気なんですよ♪
↓プリザーブドフラワーについて詳しくはコチラ
プリザーブドフラワーの廃棄は?
冒頭でもお話したフラワーロスの問題について、プリザーブドフラワーだって廃棄はあるんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
GROUNDでは、プリザーブドフラワーを中心に販売させていただいておりますが、仕入れたお花は一切廃棄していません。
生花を加工したものなので、一輪一輪形や大きさが微妙に違うのですが、それも個性としてとらえデザイナーさんの手で活かされます。
その方がなんだか愛着も湧くんですよね。
そしてお花の仕入れ先でもフラワーロスについて下記の対策が取られていました。
【持続可能な社会の実現に向けて】
・生花やドライ素材の植物ごみは肥料化して廃棄削減
・仕入れ会社周辺の土地や耕田などで自社製品のお花を栽培
例え形が悪くて規格外になっても生花の状態で肥料化されるということなんですね。プリザーブドフラワーにしたお花は廃棄が少ないということで安心しました。
このように生産側もお店も、SDGsの17の目標の「12.つくる責任 つかう責任」 に意識を持ち、日々お花と向き合ってきました。
なんだかプリザーブドフラワーは、持続可能な社会の実現に寄り添える新しいお花との暮らしなんだなぁと、改めて思うと素敵ですよね。
GROUNDの想い
GROUNDでは開業から15年間、お花の廃棄率0を達成してきました。
この背景には、お店の代表であり4歳の娘をもつ裕佳さんが経験した過去があったからだそうです。
裕佳さんは、17歳から街の生花店でアルバイトを始め、30歳で独立開業するまでお花を廃棄せざるをえない状況を多々経験してきました。
そのようなお花を見て「どうすれば、お花を大切に出来るか?」ということを常に考え続けていました 。
そして自らお花屋さんを開業し、「お花は家族」という理念で、家族のように大切なお花は廃棄しないと決めたそうです。
スタッフの私からしてもかっこよすぎです。笑
でもそう思うくらい、現場でもスタッフみんなが想いを込めてお花に触れています。
GROUNDの想いが、商品をお届けした先でも伝わりますように…。
お花が新しい家族として大切に届いていることを願っています。
さいごに
今回はフラワーロスを減らすために、プリザーブドフラワーの魅力についてお伝えしました。
プリザーブドフラワーはお手入れや水やりが不要なので、ギフトとしてとても人気です。
GROUNDでは、結婚祝い・出産内祝い・退職祝い・母の日など…さまざまなシーンにぴったりの商品を取り扱っておりますので、ぜひ贈り物をされる際に検討してみてくださいね。