結婚式は人生の中でも大きなイベント。
周りの人に感謝を示す日でもあり、
できるだけ多くの人に来て欲しいものです。
とは言っても、関わりのある全員を
招待することは難しいですし、
招待されても
どうしても都合が合わない人だっています。
そんなときに贈りたいのが「祝電」です。
式へ招待されたけれど参加できない人、
または招待はされていないけれど
お祝いの気持ちを伝えたい人が贈る
電報(メッセージ)のことを祝電といいます。
最近では一緒にバルーンやぬいぐるみ、
お花を添えて贈るおしゃれな電報も人気が高く、
GROUNDでも様々なお花や
アイテムが祝電として贈られています。
そこで、結婚式の祝電を贈る際の
マナーやポイントをご紹介いたします。
>> 祝電とは
>> 結婚式の祝電の相場は?
>> 贈るときのマナー
>> おすすめのお花
祝電(電報)とは
結婚式に贈る祝電(電報)は、
このような人たちが送っています。
・式に招待されたけれど参加できない人
・招待されていないけれどお祝いの気持ちを伝えたい人
・学生時代の友達
・親戚からの内祝いとして
・会社の上司や同僚、社長から
・自分や両親の取引先
・他、・自分たちと関わりの深い人
また祝電は結婚式以外にも
・出産祝い
・還暦祝い
・合格祝い
・開店・起業祝い
など、さまざまなお祝いのシーンで利用されています。
結婚式の祝電の相場は?
結婚祝いの相場は
1万円~5万円に対し、
祝電の相場は
一緒に何を贈るかによって変わります。
台紙とメッセージのみの場合3千円前後、
ぬいぐるみやお花がつくと
3千円~6千円ほどになります。
結婚祝いも兼ねてのお花などを
一緒に贈る場合は1万円前後と言われていますが、
いずれもメッセージの
文字数によって金額が前後します。
幅広い価格帯の祝電ですが、
お祝いの気持ちを贈るものですので
あまり文字数や金額に
とらわれすぎないのも大切です。
(GROUNDでは文字数に関係なく
全ての商品に無料で
祝電メッセージを承っておりますので、
ご不明な点などございましたらご相談ください。)
贈るときのマナー
いつまでに贈るのか、
受取人は誰なのか、
メッセージにルールはあるのか、
など祝電には様々な疑問が浮かびます。
贈る人も、受け取る人も、
みんなが気持ちよく
心からお祝いごとを楽しめるよう、
贈り方にも配慮をしましょう。
タイミング
招待された場合
基本的に贈る必要はありません。
贈る場合も、
会社や部活仲間などグループで贈ることがほとんどです。
招待されていて不参加の場合 / 招待されていないがお祝いの気持ちを伝える場合
式に招待されていない場合や、
参加できない場合は式場に直接届けます。
届いた祝電は、
式当日に司会者が歓談中や食事中に
読み上げられることが多いです。
式当日は忙しく、
きちんと届かない可能性もありますので
遅くとも式の前日までには
式場にお届けしましょう。
(会場1時間前でも
ギリギリ間に合うこともありますので、
式場へ確認してみてくださいね!)
できるだけ当日に
手元に届いている方が丁寧ですが、
間に合わない場合は
式後1ヶ月以内に渡せると良いです。
また招待されていない場合は
気遣わせてしまわないよう
式より前には渡さないのがマナーとされています。
ご両親に贈る場合
式場に直接贈ります。
ふたりの結婚式ですが、
ご両親も主催者でありお祝いされる立場にあるので
ご両親宛に贈るのも より丁寧で喜ばれます。
式前後に実家に配送や
直接手渡しをしても大丈夫ですが、
忙しい時期でもあります。
気を遣わせてしまわないよう
贈るタイミングには注意しましょう。
入籍祝いとして贈る場合
入籍のみや式がまだ先のおふたりには、
報告を受けてから1ヶ月前後がベストです。
いずれも、お祝いごとなので吉日
(大安・先勝・結婚では友引も◎)の午前中に
お届けできるとより丁寧なので、
参考にしてみてください。
また、手渡し・配送どちらでも大丈夫です
宛名
式場へ送る
住所を式場宛にし、
会場名(会場時間もあると◎)、
贈る相手の名前を書きます。
両家が主催者となるため、
入籍していても名前は
旧姓にするのがマナーです。
自宅へ送る
入籍の有無で姓を変えます。
引越しなどで
住所の変動もあるので注意しましょう。
基本的にどれも連盟で贈ります。
どちらか一方のみとしか面識がない場合などは、
連盟でなくても大丈夫です。
またご両親宛の場合は
(取引先の娘さんが結婚する場合なども)
宛名もご両親にします。
メッセージ
祝電で一番気をつけたいのがメッセージです。
結婚式でそのまま
読み上げられることが多い祝電は、
ご両親や会社の方も耳にするので
内容や書き方には注意しましょう。
また縁起の悪い言葉として
「忌み言葉」「重ね言葉」「句読点」
があります。
気にしない方も増えては来ましたが、
配慮の行き届いた気持ちをお届けするためにも
いくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
忌み言葉 … 別離や不幸、再婚を連想させる言葉
別れる、終える、去る、飽きる、ほどける、散る、涙、最後、流れる、憂い、再び etc.
重ね言葉 … 同じことを繰り返すことで再婚を連想させる言葉
いろいろ、わざわざ、いよいよ、次々に、何度も、重ね重ね、くれぐれも、etc.
句読点 … 区切り・終点・終わりを意味する記号:「、」「。」
句読点は使わずにスペースや改行をして書くのがマナーですが、最近では気にしない方が多いです。
祝電メッセージの文例もご用意しておりますのでご参考にご利用ください。
結婚祝いにおすすめのお花
祝電に花言葉や結婚にまつわる意味を持たせたお花を添えると
お祝いの気持ちをより込められるかもしれません。
生花を贈るのももちろん素敵ですが
祝電の場合、式場に何日間も預けておくことや、
新郎新婦が旅行に出かけてしまうことを考えると枯れる心配のないプリザーブドフラワーをおすすめします。
以上を踏まえて
結婚祝いにおすすめのお花をいくつかピックアップしてみました!
バラ -Rose-
「愛」
愛を象徴するお花ですが、色によって意味が異なります。
赤:あなたを愛しています
青:夢が叶う 神の祝福
白:純潔 清純
黄:友情
色によってはマイナスな表現もされる花言葉ですが、
そんな時はメッセージカードを添えて、その色を選んだ想いを伝えるのもおすすめです。
GROUNDで人気のWedding Boxも、メインにバラが咲いています。
コチョウラン -Phalaenopsis orchid-
「幸せが舞い込む」「「厳粛な美しさ」
蝶のような可愛らしいかたちのコチョウランは、
和・洋どちらの雰囲気にもよく似合います。
縁起物と言われる蝶は海外でもお祝いごとのお花として贈られています。
お花が咲いている状態が1~3ヶ月続くので、生花でも長く楽しめるお花で、
結婚するおふたりのご両親に贈られる方も多くいらしゃいます。
カーネーション -carnation-
「無垢で深い愛情」「永遠の幸福」「真実の愛」「誇り」
母の日のお花として人気のカーネーションですが、結婚式のお花としてもおすすめです。
バラと同じように色別で意味が異なります。
赤:愛
オレンジ:情熱・純粋な愛
紫:気品・誇り
白:尊敬
特に紫のカーネーションは「誇り」の意味を持つため、
年齢問わず職場の人へ渡すお花としてもぴったりです。
スズラン -Lily of the valley-
「純潔」
可愛らしい鈴の形が、たくさんの幸福を呼び込んでくれそうなお花。
イギリスのキャサリン妃が、結婚式のブーケに選ばれたことでも有名です。
ブルースター -Tweedia-
「幸福な愛」「信じあう心」
ヨーロッパでは、「サムシングブルー」と呼ばれる
「花嫁が青いものを持つと幸福になれる」という言い伝えがあります。
花嫁さまの幸福を願うおまじないとして贈るのもおしゃれです。
祝電で贈る言葉はさまざまな想いをストレートに伝えてくれます。
同じように、お花にも気持ちをそっと吹き込んでみてはいかがでしょうか。
きっと祝電に添えられたお花は、言葉以上の想いを運んでくれるかと思います。
みなさんの温かな祝福の気持ちが、大切な人へ届きますように!
★結婚祝いにおすすめのお花はこちら!