3. 祝電(電報)で届けるおめでとうの気持ち
初めて贈る祝電(電報)は不安と期待が半分ずつくらいでした。
喜んでくれるかな?
どんな風に贈ればいいのかな?
メッセージはこれでも大丈夫?
ひとつ疑問を解決すると、すぐにまた新しい疑問や不安が現れます。
その中でも悩んだのが、贈っても迷惑にならないかな?という不安でした。
いざ贈ろう!となったときに、式に行けないのに、本当にいいの?もらって嫌じゃない?と悩みました。
けれど、よく考えてみてください。
「おめでとう」と言われて嫌な思いをする人がいるでしょうか?
さらに祝電は「おめでとう」というお祝いの気持ちだけでなく、行けなくてごめんねという気持ち、どうしても行きたかったという残念な気持ち、改めて「おめでとう」を伝えたかったという気持ち、いろんな想いを一緒に届けてくれます。
その人だけの想いが込められた言葉やプレゼント。
もらって嬉しくない人なんていないと思います。
「行けない」と謝るだけよりもより丁寧で心もより伝わりやすくなるのではないでしょうか。
そう思うと、祝電を選ぶのが楽しくなってきました。
祝電を選ぶ
最近の祝電は、バルーンやお花、ぬいぐるみなど様々なタイプがあります。
私は初め、台紙に言葉だけをのせて贈ろうと思っていました。けれど招待してくれた彼女との間には
ふたりだけの思い出や時間がたくさんあります。
そんな彼女の結婚というイベントは、おめでとうの言葉では収まらないほど、自分とってはかけがえのないことで、大きな幸せな出来事でもありました。
言葉では表現しきれないこの気持ち、お花たちが届けてくれるかな…
そんな思いで祝電に添えるお花を探してみました。
そして私が選んだのがこちらです。
GROUNDが届けるフラワーギフト。
上品なフラワーケーキ・ミルフィーユです。
ミルフィーユという名前はフランスのお菓子の名前からきています。
彼女とは一緒にフランス旅行をしたこともあり、名前を見たときに、ふたりで過ごしたフランスでの時間が思い出されました。
彼女は淡いピンク色、私は紫が好きなことから、「いつまでも仲良く寄り添っていたい」という想いを込めてパープルとピンクがかわいらしくも上品な組み合わせのこの色を選びました。
ミルフィーユという名前や、この色の組み合わせに込めた想いにきっと彼女は気づいてくれると思います。さりげないサイズだから、もしかしたら式場のどこかに飾ってくれるかも知れません。
想像するだけでなんだか楽しくなってきて、申し訳ないという残念な気持ちよりも、心からお祝いしたいという温かな気持ちが強くなっていました。
そう思うと、自然と祝電の文章もスラスラと出てきます。このお花とこの言葉が、私の代わりとなって式に参加してくれるような気がしてきました。
祝電を贈る
祝電は、結婚式で私の代わりに友人をお祝いしてくれるいわば分身のようなものなのかもしれません。
そして、言葉以上の気持ちを表現するために、お花やぬいぐるみが選ばれているのだと思いました。
実際に祝電を受け取った人が、どんな反応をするのかは、贈ってみなければはわかりません。
けれど、選んだ理由や気持ちをきちんと込めればきっと喜んでくれると思います。
みなさんもその人だけの想いや気持ちが込められたプレゼントは、かけがえのないものに感じたり、どこかにその人の姿を感じたりしませんか?
そんな唯一無二の祝電だからこそ、届けることができる想いもあるかと思います。
→4回目「形に残る想い。フラワーギフト」へ続く
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