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母の日の定番「お花」ですが、
なぜ感謝の気持ちを伝えるために
「お花」が贈られているのでしょうか?
こちらでは母の日に贈る花に注目して
「母の日の花贈り」の起源や由来を
ご紹介させていただきます。
いつから人は花を贈るように?
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「お花に想いをのせる」という習慣の起源は様々ですが
一説によるとそれは古代から始まっていました。
イスラエル北部にある
古代の墓地の土から花や茎の痕跡が発見され、
お花が供えられていたのでは、と言われているのです。
そしてその墓地がいつの時代のものかというと、
なんと約1万2000年も前のもなんだとか…!
こんなに昔からお花は様々な想いを
届けていたのですね…奥深いです。
母の日の起源・由来
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5月の第2日曜日とされている日本の母の日は、
アメリカの母の日に由来しています。
母の日の始まりは
アメリカのアン・ジャービスという女性。
彼女は貧しい人々や戦争で傷ついた人々のために、
募金活動や教育支援、食事・健康面でのサポートなど
様々な社会活動を「母の仕事」と称して行いました。
そして1905年5月9日、永い眠りにつきます。
その2年後、彼女の娘のアン・ジャービスは
お母さんが働いていた教会に
亡き母を思い、お母さんの好きだった
カーネーションをお供えしました。
人々から母のように慕われていたアンナと、
そんな母を想い愛する娘のアン。
温かな気持ちを持った親子の人生と行動が
現在の母の日の起源だと言われています。
母の日のカーネーション
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母の日の定番の花、
カーネーションの花言葉は『無垢で深い愛』。
お母さんと子供の深い絆を表すかのような花言葉は、
母の日にもぴったりですね。
日本では母の日のカーネーションといえば
「赤」が定番ですが、
花言葉が異なることをご存知ですか?
代表的な色の各花ことばは…、
赤:母への愛
ピンク:感謝・温かい心
紫:気品・誇り
オレンジ:情熱・純粋な愛
白:尊敬・亡き母を偲ぶ
もちろん、
その他にもたくさんの色と花言葉があります。
花言葉にとらわれずに
お母さんの好きな色を選ぶのも素敵ですね…♪
また、カーネーションだけでなく
贈られるようになりました。
例えば...、
あじさい:家族だんらん・元気な女性
バラ:愛・美
ガーベラ:希望・常に前進
花言葉はもちろん、時期が旬のお花や、
可愛らしかったり、エレガントだったり、
贈る相手のイメージや雰囲気に合わせて
見た目で選ぶのもお花の醍醐味です。
「想い」をのせて
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お花選びも大切だけど、
何より大切なのは、お母さんへの「想い」。
命あるお花たちはどんなお花も、
あなたの代わりとなって
お母さんのもとへ「想い」を届けてくれます。
どんなお花が好きかな?
この色似合いそう!
この花言葉、お母さんっぽいかも。
顔を思い浮かべながら、
お母さんのために費やす時間。
そう、お花を選んでいる時から
母の日はもう始まっています。
今年の母の日、みなさんはどんなお花を選びますか?
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