こんにちは、GROUND(グラウンド)のkei(けい)です。
最近では手洗いの頻度も増え、消毒もかかせないようになりましたね。
でもアルコール消毒をすると、手のひらがカサカサ。
私は1児の息子を持つ母です。家に帰ると皿洗い・洗濯も子どもの分までどっさり。
洗剤やアルコールの繰り返しで、さらに手の油分がなくなってきました。
このまま手洗い・消毒を続けていると乾燥のひどい冬には手荒れになってしまうのが心配です。
そんなときはどうしたらいいのでしょうか?
今回は、手荒れの原因と対処、さらに手荒れを繰り返さないためにおすすめのアロマを使った除菌スプレーについてご紹介させていただきますね。
手荒れ・かぶれ・手湿疹 はなぜできる?
皮膚トラブルを起こしてしまうと、痛い・痒い・肌がボロボロ…など、気になって精神的にも疲れてしまいますよね。
できればひどくならないようにしたいのに、どうして手荒れが起きてしまうのでしょうか??
その原因について、調べてみました。
①手荒れの70%が「肌への刺激」が原因
皮膚トラブルの多くが洗剤、シャンプー、せっけん、手指消毒剤、アルコールなどによる肌への刺激が原因といわれています。
刺激の原因として
・手洗いによる肌の保湿を保つ因子(肌の中にある物質)が減少
・洗剤などに含まれる化学的刺激
・紙・布などによる摩擦
などが直接皮膚の表面を傷つけ、湿疹を引き起こすそうです。
とくに最近では、こまめな手洗いや除菌・消毒を徹底する方が増えたこともあり、手荒れで悩む方も多いそうです。
私も主婦として家事をするようになってから、手のひらが乾燥して逆剥けが増えたり、ビニール袋がめくれないほどカサカサ。最近の食器用洗剤は洗浄成分が強いので、とくにひどくなったような気がします。これはどうにかしたいですよね。
②「アレルギー反応」で起こる皮膚炎が原因
次に多いのが、アレルギーによる手荒れで、大きく分けて2つの症状から引き起こすそうです。
・金属やゴム、髪染め成分などによる「接触皮膚炎」
・食材(甲殻類・肉類など)や抗菌薬などによる「蕁麻疹(じんましん)」
が挙げられます。
現在アレルギーがない方も、①でお伝えした手荒れを放置することで、皮膚のバリアが弱くなり、体内に物質が入り込んでアレルギーを引き起こす場合があるそうです。
わたしも手荒れを放置しがちなので、ここは注意したいところですね。
③アレルギー関係なく「特定の物質」によるかゆみが原因
植物・クラゲ・毛虫、防腐剤など特定の物質による蕁麻疹(じんましん)も手荒れの原因になります。
他にもホウレンソウ、ナス、トマト、タケノコなどに含まれる成分が直接皮膚にかゆみを引き起こす場合もあるそうですよ。
かゆみで皮膚を掻くことにより、皮膚が荒れる原因につながるようです。
アルコールアレルギー・アルコール過敏症に気をつける
普段からアルコールが平気な方も気にかけていると安心かもしれません。
なぜかというと、アルコールアレルギーは突然発症する場合があるそうなんです。
なぜアルコールが手荒れの話に繋がるのかも含め、詳しく説明していきますね。
消毒・除菌液の多くがアルコールを使用
一般的な除菌スプレーには、エタノールというアルコールの一種が含まれているそうです。
実際に、ある有名オーガニックブランドでもハンドスプレーの60%以上にエタノールを使用していました。
このように、ほとんどの除菌・消毒液にはアルコールが使われているので、普段お酒を飲まない方もアルコールに触れる機会は意外と多いということなんですね。
ではアルコールによって起こるアルコールアレルギーとアルコール過敏症とはどのような症状なのでしょうか??
アルコールアレルギーとは
アルコールがアレルゲン(アレルギー原因物質)となり、体内で過剰な免疫反応が起こり、症状を引き起こします。
・発赤・かゆみ
・蕁麻疹(じんましん)
・呼吸困難
・アナフィラキシーショック など
アルコールアレルギーは、お酒に強い・弱いは関係なく突然発症するようです。発症の原因は不明で、疲れやストレス過多で発症する人もいると言われているそうですよ。
アルコールアレルギーの場合、アレルゲンの量に関係なく症状がでるそうなので、アルコールに触れた時に普段と少しでも違うと感じたら使うのは控えてた方が安心です。
自分では判断しづらいため、症状が出た場合は皮膚科やアレルギー科を受診する方が良いそうですよ。
アルコール過敏症とは
アルコール過敏症は、アルコールの耐性がない方に起こる症状のことをいいます。
お酒に弱い方が起こりやすく、消毒用アルコールに触れることでも、皮膚の発赤やかゆみが出現することがあるそうです。
アルコールの分解に関わる酵素の活性が遺伝的に低いことが原因といわれ、摂取したアルコールの分解がゆっくりであるため、症状が出やすくなるそうです。
消毒用アルコールに触れたときに赤みやかゆみが出るのは、分解できてない物質が皮膚にたまることで引き起こすようですよ。
アルコール過敏症の場合は、アルコールに触れる量が多くなるほど症状が強くなるそうなので、使う前にパッチテストをすると安心です。
消毒用アルコール数滴を染み込ませたばんそうこうを7分間上腕の内側に貼り、剥がして10分後に肌の色を見ます。
はがした直後に肌が赤くなっていれば、お酒が飲めないタイプ、10分後に赤く変化した場合は、お酒が弱いタイプの可能性があります。
きれいな肌に治す対処法とは
今回は、手荒れの原因として一番多い「肌への刺激」による対処についてお伝えしていきますね。
まずは皮膚のバリアを保つことが大切。
どれも基本的にできる手荒れ対策なので、ぜひ試してみてくださいね。
保湿剤や皮膚を守るテープで保護
最近では、水に濡れたまま使える保湿クリームが売っていますよね。
わたしも冬場はお皿を洗ったあとに、ワンプッシュ手につけて水で洗い流して使っています。
シンクの横に置けるので面倒と感じることもなくとても便利なんですよ。ぜひ使ってみてくださいね。
しっかり保湿したい場合は、保湿効果や肌を保護する有効成分が入ってるクリームがおすすめです。
また傷がある場合は、炎症がひどくならないように皮膚を保護するテープを使うと痛みを軽減できるので安心ですよ。
水回りの作業は手袋をつける
洗剤などの刺激があるものに触れる場合は手袋が効果的だそうです。
付け外しが面倒ですが、皮膚のバリアをつくるまではしっかりと守ることが大切なんですね。
消毒と手洗いのタイミングを見直す
頻回に手を洗うことに意識を向けがちですが、菌がついているかもしれないタイミングにしっかりと手洗いすることも大切なんです。
下記は基本的な手洗い・消毒のタイミングについてまとめてみました。
- 食事前
- 未調理の食材に触れたあと(生肉・鶏肉・魚)
- トイレにいった後
- オムツを替えた後やトイレ後の子どものおしりを拭いた後
- 病人の世話の前後
- 創傷の手当の前後
- 鼻をかんだ後、咳やくしゃみをした後
- 動物や動物の糞・毛を取り扱った後
- ゴミを取り扱った後
もちろん、上記以外にも手が汚れたときは手洗いが必要ですが、手荒れを治すためには必要最低限の手洗い・消毒を心がけると安心です。
手荒れを繰り返さないために。アロマを使った除菌スプレー
先ほどお伝えしたとおり、除菌・消毒液の多くがアルコールを使用しているということでした。
しかし、手荒れを治したい場合は、少しでもアルコールの使用量を控えたいものですよね。
そんなときにおすすめしたいのが、アロマを使った除菌スプレー。
実は、アロマオイル(精油)のある成分がアルコールの代わりになるんですよ。
前回の記事でシナモンには、エタノールの代用になる成分含まれているとお伝えしました。
シナモンに含まれるフェニルプロパノールという成分が殺菌・除菌の役割と天然防腐剤の役割をしてくれるので、エタノールを最小限にして除菌スプレーが作れるのです。
同じように、さとうきび・トウモロコシにもシナモンと同様の効果が期待できる成分が入っています。
こちらはペンチレングリコール(正式名称:グリーンペンタンジオール)という成分で、刺激は低く、オーガニック系のスキンケアに配合されていることが多いとも言われているそうです。
現在、GROUND(グラウンド)ではそのペンチレングリコールが入った除菌スプレーを販売しています。
肌に優しい成分で、お子様から親まで安心して使ってほしい。
そんな想いから生まれた除菌スプレーです。
わたしも実際に香りましたが、アルコール臭もなく、優しい草木の香りなので、香りが苦手な方でも安心して使える香りだと思います。
匂いに慣れてないお子様も安心して使えそうですね。
ぜひ、こちらもご覧ください♪
さいごに
今回は、手荒れの対処法とアロマを使った除菌スプレーについてご紹介させていただきました。
主婦の方や肌が敏感な方は、どうしても手荒れに悩みますよね。
でもアルコールに変わる優しい成分があると知ると、少しホッとしました。
ぜひ手荒れにお困りの方は、試してみてくださいね。