神戸のお洒落なお花屋さんGROUNDが、プリザーブドフラワーとドライフラワーの違いについてご紹介します。
皆さん間違えやすいプリザーブドフラワーとドライフラワーですが、どちらも加工されたものなので、なんとなく同じものと理解されている方が多いようです。
実際は、加工の工程が全く違うので、見た目も使い方も変わってきます。
ぜひ違いを知ってお好みのお花を選んでくださいね。
プリザーブドフラワーとドライフラワーの違い
大きく違うのは作る工程とお花そのものの見た目や質感。
一つずつ説明していきますね。
プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワーとは英語で、「preserved flower:プリザーブドフラワー」。
つまり日本語に訳すと「保存されたお花」という意味を持ちます。
どのように保存しているのかというと、生花に特殊な加工をして時を止めた状態のお花です。水やりなどのお手入れ不要で長く楽しんでいただけます。
1年~2年は綺麗なまま、環境が良ければそれ以上にずっと暮らしに寄り添ってくれますよ!
生花の1番綺麗な時期に摘み取ります。あとは5つのステップで加工します。
- 水切り
- 脱水・脱色
- 着色
- 洗浄
- 乾燥
生花のようなしっとりとみずみずしい質感と柔らかさが最大の特徴。
カラーバリエーションが豊富。
まるで生花のような見た目に見分けがつかないとびっくりされるお客さんもいらっしゃいます!
↓プリザーブドフラワーについて詳しくはこちら
ドライフラワーとは
ドライフラワーは生花を乾燥させたものです。生花をそのまま枯れさせると花びらが落ちてしまいますが、ちゃんと形ときれいな色が残るように加工することで、3~6か月は綺麗な状態を楽しめます。
生花を乾燥させる(下記2パターン)
①花を下に向け吊るして乾燥させる「バンキング法」
②粉末乾燥剤を用いて乾燥させる「シリカゲル法」
バンキング法では色のトーンを落としながらドライになりますので、白色はオフホワイトや生成り、薄い色はベージュのような色になり、シリカゲル法ではある程度生花の状態の花色や形を残したドライフラワーとなります!
プリザーブドフラワーと違い水分がない状態ですのでカサカサ、パリパリ。
色味は生花の元の色よりくすみカラーに変わる。
今流行りのナチュラル感やアンティーク感を出すことができおしゃれなお部屋やお店さんのインテリアとしてもよく見かけますね!
その他、間違えやすい「造花」「アーティシャルフラワー」
プリザーブドフラワーとドライフラワー以外にも、造花やアーティシャルフラワーといったお花が存在します。
造花はその名の通り、人工的に造られた花のため、プラスチックや布のようなものからできたものです。
アーティシャルフラワーは造花の英語表記で、最近ではお洒落に聞こえるためよく使われるようになりました。
生花やプリザーブドフラワーと比べると安価で手に取りやすく、見た目も本物に近い造花があるので、用途によって選ぶと良いでしょう。
ただ、贈り物として花を選ぶ場合は、生花やプリザーブドフラワーをおすすめします。
生きたみずみずしさと華やかさは、想いを伝える身代わりとも言えます。
人工的に造られたものを贈ると少し味気無さがあるので、個人的に「お部屋に飾りたい」「写真映えさせたい」といった場合に便利ですよ。
まとめ
さらに詳しくプリザーブドフラワーとドライフラワーについて分かりやすくまとめてみました。
違いを知って正しいお花選びができれば嬉しいです。
<プリザーブドフラワー>
・特性…生花を特殊な液につけて加工
・手触り…みずみずしく柔らかい
・香り…なし
・お手入れ…不要
・保存期間…1~2年(最長10年)
・花粉アレルギー…OK
<ドライフラワー>
・特性…生花を乾燥
・手触り…水分が抜けてパリパリ
・香り…ほとんどない
・お手入れ…不要
・保存期間…3~6ヵ月
・花粉アレルギー…×
<造花>
・特性…プラスチックなど人工素材でできた花
・手触り…ツルツル。布っぽい。
・香り…なし
・お手入れ…不要
・保存期間…特になし
・花粉アレルギー…OK
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