2.出産祝いは「つながり」を感じられる
次にお話を聞いたのは、
出産前まではバリバリと仕事をしていた仲間。
出産をすると今までの生活は一変し、
日々の中心は仕事から赤ちゃんになりました。
初めての出産ということもあり、
わからないこともたくさんある中での子育ては
今でも悩んだり考えたりすることが
多くあるといいます。
そんな中、出産から1年程が経ち
自分自身にも少しだけ余裕が出てきた頃、
「仕事をしたい」という気持ちが出てきたそうです。
と同時に、
テレビを見たり出かけたりもできない、
相談できる人もあまりいない、
そんな状況から
「社会からの疎外感」も感じたといいます。
今までいろんな人と出会い仕事をし、
様々なことやものに触れてきたからこそ、
社会や人とのつながりが
必要だったのかもしれません。
仕事と子育ての両立はいつだって難しいと言われ、
お母さんの中には
仕事に復帰したいけれどなんだか戻りづらい、
なんて人もいるかと思います。
そのお話を聞いたとき、
出産祝いでその気持ちを和らげるのではないか、
と思いました。
「会社のことは任せてね」
「いつでも待ってるよ!」
「気分転換に連絡してね」
そんな気持ちを「出産祝い」に込めるのです。
たとえば出産祝いでもらったおもちゃで
赤ちゃんと一緒に遊んでいるとき、
柔らかなバスタオルに包まれたとき、
フォトフレームに写真を飾ったとき、
華やかなお花や時計と目があったとき、
ふと思い出される社会や人との「つながり」で、
「子育てに集中していいんだ」
「お話を聞いてくれる人がいるんだ」
「居場所があるんだ!」
と安心してもらえるのではないでしょうか?
贈り物だからこそ
感じることができる「つながり」は、
子育てをするお母さんの心の拠り所となり、
ふとした瞬間に安心感を運んでくれるはずです。
日本では「自分を犠牲にして」
子育てをするお母さんが多いといいます。
お父さんが育児を担当したり
夫婦で協力し合ったりする姿も増えてはきましたが、
お母さんへの負担はまだまだ大きく
支えやつながりが少ないことから
責任をひとりで背負い込んでしまう人もいます。
だからこそ、
家族が増える幸せを、
成長する喜びを感じながら
きちんとお母さんがお母さんらしくあれるよう、
出産祝いを通して支えやつながりを
届けてみてはいかがでしょうか?
家族のように心強いその想いがあれば、
きっとお母さんから家族へ、
家族から周りへ、
たくさんのHAPPYが広がっていきます。
出産祝いには「おめでとう」だけじゃなく、
「いつでも力になるよ」というような
深くて温かな想いをのせてみてください。
ひとつひとつ心を込めて手作業でお作りしている
グラウンドのお花をぜひご覧下さい