長寿祝いとは、60歳に始まり、120歳の大還暦まで続きます。
人生の中でも数少ないお祝いなので、いざおじいちゃんやおばあちゃんが長寿を迎えた時に「あれ?何歳でお祝いするんだっけ?」なんてこともありますよね。
長寿祝いの年齢を覚えるコツは
0がつく年とぞろ目の年にお祝いすることです。
では詳しく、長寿祝いの年齢・基礎知識と年齢によって異なるお祝い花の色やすてきな祝い方についてご紹介しますね。
↓長寿についてよくある質問は下記をご覧ください。
01.長寿のお祝い・年齢とカラー早見表
長寿祝い(賀寿)には年齢に合わせて「色」が決められています。
最近ではちゃんちゃんこ以外にも、各お祝いの色に合わせて食事会のテーブルコーディネートをアレンジしたり花束やプレゼントを用意したり、とおしゃれなお祝いがたくさん。
人生に1度の長寿祝い、その年に合わせた「色」に注目するのも素敵ですね。
02.何歳で祝う?満年齢?数え年?
長寿のお祝いとなると、「満年齢」と「数え年」の2種類を耳にすることが多いかと思います。
「一体何歳でお祝いしたらいいの?」とお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、まずはそれぞれの違いからご紹介いたします。
満年齢と数え年の違いは?
満年齢と数え年は、それぞれ年をカウントするタイミングが異なります。
満年齢
・誕生日を迎えたときに年を重ねる
・生まれた日は0歳と数える
数え年
・元日に年を重ねる
・生まれた日は1歳と数える
例えば80歳の傘寿祝いの場合、
・満年齢で祝うなら お誕生日を基準に80歳のとき
・数え年で祝うなら 80歳のお誕生日を迎えるその年に
お祝いをすることになります。
書類を記入する際など、「満○○歳」といった表記を見かけることが多いかと思いますが、現代では「満年齢」が公式な年齢の数え方 とされています。
数え年と満年齢、どっちが正しい?
さて、「長寿祝いはどちらでお祝いするべきか」という質問ですが、実はどちらが正しいという決まりはありません!
昔からの習わしとしては「数え年」が本来の長寿祝いとされてはいますが、近頃は「満年齢」でのお祝いが一般的となってきました。
いつお祝いするかは、ご親戚やご兄弟と一緒に相談するとよいでしょう。
長寿を祝う日は誕生日が多いですが、家族みんなの都合を考慮するとお正月や祝日の方が予定を組みやすいでしょう。
スケジュールのことを先に考えることによって、満年齢でするか数え年でするべきかも自然と決まりそう。
「今年は誕生日は平日だから、数え年のお正月に集まっておこう!」という感じです。
最近は天皇陛下の長寿祝いも満年齢で行われるようになったそうですよ。
03.長寿の由来・お祝いギフト
神戸のお花屋さんGROUNDから長寿祝いの意味や由来、お祝いの色に合わせてプレゼントにぴったりなお花・プリザーブドフラワーのアレンジメントをご紹介いたします。
「お花で届ける想いが家族のような優しい絆を深めてくれますように」とそれぞれのお花に込めた私たちの想いもご一緒にご覧くださいませ。
60歳 還暦 (赤)
生まれた年の暦に戻ってくることから「還暦(かんれき)」と呼ばれる60歳。
干支の「十二支」と「十干」を組み合わせると、60年で一巡するようになっています。
最近では退職年齢が上がったことから、長寿を祝うというよりも「人生の節目」として、さらなる人生の実りを願ってお祝いをされる方が多いようです。
還暦のテーマカラーは「赤」。
昔から赤い色には魔除けの力があるとされていました。
そこで赤ちゃんに赤い産着を着せて健康を祈る風習から、「生まれた年の暦に還る」還暦も同じ赤で祝うようになったと言われています。
還暦おすすめギフト
「幸せの輪が、これからもずっと続いていきますように」そんな願いを込めて、人生の節目を12輪の赤いバラと丸いリースがお祝いします。
70歳 古希 (紫色)
中国の詩人・杜甫の詩が元とされる「古希(こき)」という言葉。古希には「70代の今という瞬間を、自分らしく楽しめますように」という意味が込められています。
最近では、還暦よりも本格的に長寿で健康を祈る想いが強く、お祝いされる方が多いようです。
古希のテーマカラーは「紫」。
日本ではその昔、紫色は染料が珍しくなかなか生産できなかったため、地位や各位の高い人だけが身につけることができた色だったそうです。
古希おすすめギフト
大切な人の暮らしに優しい彩りと温もりを届けるアレンジメント。和風・洋風どちらのお部屋にもしっくりと馴染むデザインです。
77歳 喜寿 (紫色)
楷書体で「喜」は草書体で書くと「㐂」となります。
十七と七を組み合わせたような漢字から、77歳のお祝いは喜寿(きじゅ)と呼ばれるようになりました。
喜寿のテーマカラーは「紫」。
紫色の持つ「高貴」や「尊敬」といった素敵な「色言葉」に大切な人への想いを込めるのもおしゃれですね。
喜寿おすすめギフト
彩り豊かなお花がぎゅっと詰まった小さな花束は、お孫さんから手渡しするのにもぴったりなサイズ感。スタンド付きなので、そのまま飾ってお楽しみいただけます。
80歳 傘寿 (黄色・オレンジ色)
「傘」の字が八と十が重なるように見えることから「傘寿(さんじゅ)」と呼ばれる80歳のお祝い。
喜寿からすぐなので、傘寿を飛ばしてお祝いしないケースもあります。
また傘寿のお祝いをおこなうと縁起が悪くなるという迷信もありますが、科学的な根拠があるわけではありません。
傘寿のテーマカラーは「黄色・オレンジ」。
明るく温かみのある黄色とオレンジ色はおじいちゃん・おばあちゃんに元気のパワーをたくさん届けてくれるはずです。
傘寿おすすめギフト
宝箱のようなボックス型のフラワーアレンジメント。蓋をあければ、温もりいっぱいの黄色とオレンジ色のお花たちが笑顔と幸せを届けてくれます。
88歳 米寿 (黄色・オレンジ色・金・茶)
「ふたつの八」と「十」からできる「米」の字になぞらえて、米寿(べいじゅ)と呼ばれる88歳のお祝い。
「八」は文字通り「末広がり」になっていることから縁起のよい数字と考えてきました。
還暦の次に盛大に行われる長寿祝いともいえるでしょう。
米寿のテーマカラーは「黄色・オレンジ」。
黄色とオレンジ色の他にも、金(ゴールド)や茶色の贈り物も人気があります。
米寿おすすめギフト
「彩り豊かで笑顔あふれる時間が、たくさん続きますように…」大切な人の幸せを願って、お花の時計が時を刻みます。
90歳 卒寿 (紫・黄色)
「卒」の略字が「卆」と書かれることから「卒寿」と呼ばれる90歳のお祝い。
こちらも米寿からすぐなので、お祝いしないケースもあります。
90歳ともなれば、次の長寿祝いを考えると残り少ないもの。
盛大にしなくても、メッセージなどのお祝いの気持ちだけでも伝えると良いでしょう。
卒寿のテーマカラーは「紫」。
優しく上品な紫色は安心感を与える心理効果があり、不安や悩みをリラックスさせてくれます。
卒寿おすすめギフト
フレームの中のお花たちが大切な人の毎日に優しく寄り添って、友達のような、家族のような、温かでかけがえのない存在となってくれますように…。
99歳 白寿 (白)
99歳の白寿祝い。
「百」という漢字から「一」を引くと「白」となることから呼び名が生まれ、
「100―1=99」になることから年齢が決まったと言われています。
白寿のテーマカラーは「白」。
そこに生まれるのはきっと尊敬と敬愛の想い。
そのふたつの想いを、GROUNDはお花と花瓶の色と素材で表現しました。
白寿おすすめギフト
厳格でありつつもどこかユニークで創造的。GROUNDがお花で表現する「白寿」は、細部までこだわりが詰まっています。
その他にもたくさんのお花をご用意しております
ひとつひとつ手作業で作る、
私たちの想いをぜひご覧ください。