60歳の還暦を始めとする長寿祝いには、それぞれの節目に呼び名と色が決まっています。
今回は長寿のお祝い「喜寿」について、由来やマナーをお伝えし、ギフトの選び方についてご紹介します。
77歳、喜寿の色はどうして紫?由来やお祝いのマナー
▶喜寿はどうして紫なの?
▶喜寿の由来・風習
▶喜寿をお祝いするときのマナー
・喜寿祝いのタイミングは??
・プレゼントを贈るときの注意点
・贈り物の選び方
・喜寿カラー「紫」が美しい、枯れないお花のギフト
喜寿はどうして紫なの?
77歳のお祝い、喜寿(きじゅ)。
喜寿のイメージカラーは紫と言われています。
日本ではその昔、紫色は染料が珍しくなかなか生産できなかったため、地位や各位の高い人だけが身につけることができた色だったそうです。
その証拠として聖徳太子が定めた「冠位十二階(かんいじゅうにかい)」の最高位にあたる色が紫でした。その当時(平安時代以前)は、身分の高い人だけが身につけることが許される色として、厳しい禁忌が設けられていたようです。
つまり紫は、品の高さ・高級である象徴の色として、長寿祝いにふさわしい色なんです。
紫色が人に与える印象や効果としては…
・高貴
・落ち着き、リラックス
・上品
など。
また、お花に花言葉があるように、色にも色言葉というものがあり、紫色には「尊敬」や「優雅」「気品」といった意味が込められているといいます。
人生の豊富な経験と仕事や子育てを終えた老後の豊かさに、紫はぴったりの色と言えるでしょう。
喜寿の由来・風習
喜寿の由来は、「喜」の草書体が「七十七」に見えることから、77歳という長寿の喜びを祝う風習が生まれたとされています。
その背景には、平安後期の争乱から室町幕府の時代になって社会が安定してきたことで平均寿命が延びたことで中国から伝えられた「還暦」「古希」といった長寿を祝う風習が定着したそうです。
この時代は、日本の平均寿命がまだ短かったので77歳をお祝いできることは、「喜」。まさしく大切な家族にとって「喜び」だったのでしょうね。
喜寿をお祝いするときのマナー
喜寿祝いのタイミングは??
【お祝いをする年】
皆さん悩まれるのが、数え年か満年齢、どっちでお祝いをしたら良いかということです。
正解はどちらでもOK。
近年では「満年齢」でお祝いする方が増えてきたそうです。数え年だと、早くお年を取ってしまったという印象もあるので、1年でも若くお祝いという意味で満年齢が増えてきたのかもしれませんね。
いずれにしても、お祝いの気持ちを伝えることが大切ですよ。
【お祝いをする日】
1年の中でいつお祝いをしたらいいのか悩みますよね。
お祝いのタイミングは厳密には決まっていないそうで、お誕生日やお正月、敬老の日やお盆などさまざま。親せきで集まる場合は、みなさんで相談して決めると良いでしょう。
郵送の場合は…
遠方で直接会うタイミングがないため、祖父母宅へ配送したいという場合もあるでしょう。
その場合は誕生日に贈るとサプライズにもなって素敵です。
お届け日は誕生日の前日か当日の午前中までにしておくと受取やすいでしょう。
プレゼントを贈るときの注意点
【ギフトの金額予算】
・両親なら1万~5万円
・孫なら1万~3万円
が平均予算と言われています。家族関係の場合、相場はあくまで参考程度で贈りたいものを贈っているご家庭が多いようです。
【NGな贈り物】
「死」や「苦」「老い」などを連想させるものはよろしくないと言われています。
代表的なものでは、
・苦、死を連想させる「櫛(くし)」
・老いを連想させる「メガネ」
・足で踏みつけるという意味で「靴」や「靴下」
・お悔やみの場で使われる「日本茶」
など
お相手が気持ちよく受け取れるように、マナーを知ると安心ですね。
【のしの書き方】
お祝いにのしをつけるのは、日本伝統のマナーです。
・水引
…紅白または金銀の蝶結びのものを使用しましょう。
・のしの上段(表書き)
…「御祝」「敬寿」「祝喜寿」と書きます
・のしの下段(差出人)
…個人からならフルネームを書きます。連名の場合は縦書きで連名や、子ども一同、孫一同などと書くことが一般的です。
GROUNDがお届けするギフト
贈り物の選び方
まずは喜寿のお祝いに人気のアイテムをご紹介させていただきます。
食品 | お酒・和菓子・海鮮・ブランド牛・コーヒードリップセットなど |
インテリア雑貨 | ペアグラス・ペア茶碗・花瓶・キッチン家電など |
お花 | プリザーブドフラワー・花束・フラワーアレンジメント |
実用的な雑貨 | 時計・帽子・かばん・アクセサリーなど |
贈るアイテムは個人で贈るか、家族から贈るかによって予算も変わってきます。
相手の趣味や好みに合わせたギフトを選びましょう。
もし、悩まれている場合は冒頭でもお伝えした喜寿のテーマカラー「紫」にちなんだアイテムを選ぶとよいでしょう。
喜寿カラー「紫」が美しい、枯れないお花のギフト
紫にちなんだアイテムとしておすすめは、プリザーブドフラワーを使ったアレンジメントです。
生花から作られたものですが、色褪せることなく長くお花を楽しむことができ、お手入れも必要ないので人気の商品です。
お花屋さんGROUNDの紫の色味は、おしゃれでお年寄り感を見せません。
シックでお洒落なデザインがインテリアとして馴染みやすく、優しさや上品さを感じる素敵な贈り物です。
人気No.1 フラワーフレーム
コンパクトでも存在感がある。バラがぎゅっと詰まった花瓶タイプ
ガラスの艶やかさが「いつまでも健康でいてね」と伝えてくれるギフト
高級感あるフラワークロックでお祝いを盛り上げる
▼その他、GROUNDのギフトはこちら
送料無料でお求めやすい商品や・メッセージカードをお付けすることもできます。
最短翌日発送も可能ですので、お気軽にオンラインショップをご覧ください。
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