街中がクリスマスに染まる季節は、
一歩外れた住宅街でも
玄関扉や窓際に様々なデザインのクリスマスリースや
クリスマスツリーが飾られているのを目にします。
家族で飾り付けたのかな、なんて想像すると、
なんだかほっこりした気持ちになりますね♪
みなさんは毎年、
クリスマスの飾りつけをされていますか?
「時間がない」「片付けが大変」という人も
いらっしゃるかと思いますが、
実はクリスマスの飾りつけには
これからの毎日をHAPPYにさせてくれるような
深い想いや素敵な願いが
たくさん込められているんです。
今回は、そんな
「クリスマスの飾りつけに込められた意味」
についてご紹介したいと思います!
クリスマスリース・クリスマスツリー
リースはもともと
「魔除け」や「豊作」を願うアイテムとして
お守りのような感覚で、
玄関や窓際に飾られていた「花飾り」です。
そんなリースに
お花や実もの、リボンやベルなど、
クリスマスらしい花材を使って、
華やかにアレンジをしたのがクリスマスリース。
一方でクリスマスツリーは、
聖書に登場する「知恵の樹」を象徴しています。
アダムのイブがリンゴを食べる話は
ご存知の人も多いかと思いますが、
そのリンゴが実っていた樹が
知恵の樹と言われているんです。
リースとツリーの葉っぱ
クリスマスリースやクリスマスツリーといえば、
「緑色の葉っぱ」が
土台になっているイメージがありますが、
この葉は、松や月桂樹など
1年中緑の葉を茂らせている「常緑樹」という
木の葉を使っていることがほとんど。
寒い冬でも力強く生きる植物たちの緑は、
「永遠の命」を表現しています。
実は、クリスマスツリーの定番「モミの木」も、
常緑樹のひとつ。
常緑樹をつかったリースやツリーは
いつまでも続く永遠性を感じさせる生命力で
これからもずっと続くような
「愛」や「健康」を願っていると言います。
たしかに、植物たちの美しい緑は
見ているだけでも
元気のパワーをもらえそうですね…♪
オーナメント
クリスマスツリーやリースに
飾られるオーナメントにも、
もちろん深い意味が込められています。
りんご
「豊作」「生命の喜び」
寒い冬に実るりんごは、
実りや生命力を意味しているといいます。
先ほどご紹介した「知恵の樹」になぞらえて、
リンゴはクリスマスの代表的なイメージアイコン。
ツリーに飾るオーナメントでは
赤いボール型をよく目にするかと思いますが、
あの形も、
実はリンゴを象って(かたどって)いるんです。
松ぼっくり/どんぐり
「豊作」
飾りつけによくつかわれる
松ぼっくりやどんぐりといった実ものにも、
実りへの願いが込められています。
たくさんの実をつけたツリーやリースの姿は
とっても可愛らしいですよね。
星
「導き」
クリスマスツリーのトップに
飾られることの多い「星」。
これはキリストの誕生を知らせるために
輝いていた星と言われています。
なんと、実際にどんな星だったのか
検証中なんだとか…!
ベル
「喜び」「希望」
星と同じように、
鐘の音もキリストの誕生を知らせたと言います。
喜びや幸せをたくさん呼び込んでくれそうですね。
クリスマスの飾りつけには、
みんなの幸せや喜びを願う
素敵な意味がたくさん込められています。
クリスマスが近づいてきた今の季節、
願いや想いを込めながら
大切な人とリースやツリーで
飾りつけを楽しんでみはいかがでしょうか?