こんにちは、GROUND(グラウンド)のkei(けい)です。
みなさんは想いを「言語化」できていますか?
前回「第1話」で、子どもでも100%想いが伝わるメッセージについて考えてみました。
贈り物を渡すときに、精一杯想いを伝えることが重要という話でしたね。
では、どんな言葉を伝えれば、自分の精一杯の想いが伝わり、相手が喜んでくれるのか。
今日は、大人が伝えるときのメッセージについて考えてみましょう。
30万人の想いが、お花屋さん「GROUND」に集まる
私が働いているGROUNDは、神戸にあるお花屋さんです。
神戸といってもオンラインショップもしているので、全国各地からお客様が買いに来てくださります。
お花を買うお客様のほとんどがギフト用。
皆さん、結婚祝いや退職祝い、母の日など…イベントに合わせて贈られる方が多いようです。
大切な人への贈り物には、もう一つ素敵なアイテムを添えます。
それはメッセージカード。
お花をご注文いただいたお客様には無料でメッセージカードをお付けしています。
メッセージは、何よりも想いが伝わる温かい贈り物です。
そして私たちお花屋さんの仕事は、お花を届けるだけが役目ではありません。
いつもお店からお花を発送する前に、必ずメッセージの確認をしています。
決して、プライベートな内容を確認しているわけではないのでご安心くださいね。
誤字や文字数の調整など受取様にメッセージが伝わる状態であるかを確認しています。
でも「確認しているだけ」とは言いながら、いつも感動させられるメッセージに心を打たれているのも事実。
こんな想いで贈られるんだな。と知ることで、私たちスタッフも一つ一つのギフトに想いを込めて、大切にすることができるんです。
この仕事をしていて、一番幸せだなと感じる部分かな。
ちょっとどんなメッセージを贈ってるのか気になってきましたよね。
せっかくなので、GROUNDから送り届けてきた30万人の声。
少しだけご紹介していきましょう。
恥ずかしいくらいに「褒める」
冒頭でもお伝えしましたが、精一杯の想いを伝えることが重要という話をしました。
でも精一杯のメッセージってどんなの?と考えたときに、お客様のメッセージを見て、私が感じた共通点がありました。
それは、とにかく相手を褒めること。
いやいや、褒めるなんて恥ずかしくてできないよ~とどこからか聞こえてきそう。
そうなんです、恥ずかしいくらいが、ちょうどいいんです。
GROUNDのお客様から、素敵な褒め言葉を集めてみました。
・どんなときも明るく優しく笑顔で、太陽のような存在
・よく気が利き、優しくてフットワークも軽く
・いつも優しくて可愛くてさりげない気遣いがぱっとできる
・思いやりとユーモアに溢れた
・ 視野の広さと思考の深さ 圧倒的な指導力
・ 誠実でいながら、情熱を秘めて仕事に取り組む姿
など
いかがでしょうか?
私がこのメッセージを見たときに、「恥ずかしい」という感情は全くありませんでした。
おそらく皆さんも同じだと思います。
ではなぜメッセージを書くのが恥ずかしいのか。
それは「自分が普段伝えない言葉だから恥ずかしい」だけなんです。
皆さん自分事になると、消極的になる方がたくさんです。私もそうでした。
「お花だけでメッセージはいいよ」
「何を書いていいか分からないから」
と控えめにされる方がいますが、今伝えないと機会を逃すことにも。
こんなにストレートに皆さんが伝えていると知って、私も改めて恥ずかしいけど、 精 一杯伝えようとお客様から学びました。
次回は、お客様の声を具体的にまとめていきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。