ここでは想いが伝わる「こころメッセージ」の作り方について記しています。
続いては第3つ目の要素【周りの変化・影響】についてお話します。
↓前回のコラムがまだの方は下記よりご覧ください。
4つの中で一番大切な要素
メッセージを贈るときに【周りの変化・影響】を記されている方は、多くはありません。
しかし私は1番大切な要素ではないか と感じています。
なぜなら ≪ほめ言葉≫ では「ちゃんと見てくれている」ことを伝え、
さらに ≪周りの変化(影響)≫ を加えることによって「私を必要としてくれている・お役に立っている」と感じることが出来るからです。
例えば、子供が親に贈るメッセージを見てみましょう。
いつも仕事を頑張ってくれたおかげで
→ 何不自由無く生活させてくれてありがとう
「いつも仕事を頑張ってくれてありがとう」と、ほめ言葉で終わっても伝わりますが、やはり上記の例の方が必要とされていると認識でき、嬉しくなりますよね。
ぜひ≪周りの変化・影響≫を意識して「こころメッセージ」を作ってみましょう。
下記ではいくつか参考文をお伝えします。
<参考>
いつも仕事に真摯に取り組み優しい笑顔で
→「職場を和やかにしてくれる 」
話が面白くてでも涙もろいとこもあって
→「 一緒にいると楽しくて温かい気持ちになるよ」
いつもあたたかく話を聞いてくださり、受け入れていただいている
→「 安心感に私も周りの仲間も何度も癒されました 」
常に誠実な対応と周囲への配慮が
→「 皆から信頼を置かれる頼もしい存在だった」
いつも傍で温かく見守っている
→「子供たちがいま、安心して、わがままを言ったり、無邪気に笑える」
一緒に悲しいことを乗り越えたから
→「何気ない日々が笑顔の毎日に変わった」
いかがでしょうか?
≪周りの変化・影響≫には、成果や結果に対するお祝いの気持ちと同時に次のステップへ進むスタートもあると思うのです。
そんなとき、周りの仲間の言葉が支えてくれる・そっと背中を押してくれる。もし、道に迷ったときこの言葉が支えや道しるべになると思うのです。
ぜひ大切な方へ、こころの支えを記しませんか?