こんにちは、GROUND(グラウンド)の大谷耕一郎です。
前回に引き続き、想いが伝わるこころメッセージに必要な
想いの3原色 についてお伝えしていきます。
↓前回のコラムがまだの方は下記をご覧になってくださいね。
今回はこころメッセージの2つめの要素
【過去】の前半、ほめ言葉について詳しく解説していきます。
【ほめ言葉】相手にしか伝わらない言葉で褒める
褒め言葉というと、どのような言葉がありますか?
「真面目」「正直」「優しい」
確かに褒められて嬉しい言葉ですが、少しシンプルですよね。
そこで一歩踏み込むために意識してほしいことがあります。
それは「相手にしか伝わらない言葉」に変えることです。
例えば次のように褒められるとすれば
どのように感じられるでしょうか?
シンプル | 相手にしか伝わらない言葉 |
---|---|
真面目 | 人がやりたがらない仕事も気持ちよく引き受けてくれる |
正直 | 性格も裏表無く、ちゃんと自分の言葉で話す |
優しい | いつもさりげない気配りをし周りを優しく気遣う |
左のシンプルな言葉は、どんな相手に伝えても
話が通ってしまう可能性が高いですが、右の文章は仕事や環境など、
その人にある背景も想像できるため、特定の人にしか使うことができません。
このような相手にしか伝わらない言葉を使うことで、
「私のことをちゃんと見てくれてくれている」
そんな温かな気持ちになりませんか?
言葉というものは伝え方次第で、ぐっと変わるものです。
【参考】その他シンプルな褒め言葉を「こころメッセージ」に
相手にしか伝わらない言葉を作ることが
難しいと感じた方は、少しずつ深堀していきましょう。
まずはシンプルな言葉(優しい・正直など)から見つけ、
次にその方のどのような行動からその言葉がイメージがされたのか?
を考えていきます。
今回は参考に、その他のシンプルなほめ言葉を
「こころメッセージ」に変えてみますので、
ぜひヒントにしてみてください。
<参考>
どんな行動が可愛い?
→ユーモアに溢れ、はじける笑顔
どんな行動がしっかり者?
→ 職場では常に全力で仕事に取り組み 忙しくても的確に仕事をやり遂げる
どんな行動が頑張り屋?
→部活も勉強も人一倍ストイックに取り組む
どんな行動が友達想い?
→いつも相手の想いや考えを尊重して寄り添ってくる
どんな行動が頼りになる?
→ 人生を左右するような時、いつも相談させてもらう
どんな行動が明るい?
→ 決まって声を出してケラケラ楽しそうにする可愛い笑顔
いかがでしょうか?
褒めることって意外と難しいですよね。
ぜひこれからも、褒め言葉について
詳しく紹介していきたいと思います。
次の解説は 2、【過去】の後半部分≪影響≫についてとなりますが、
今回の≪ほめ言葉≫から、
周りのヒト・モノ・雰囲気・状況がどのように変化したのか?
が重要になります。深く関連しているので続けてご覧ください。